JBMA Newsletter No. 23 2015(平成27)年4月13日(月)
第6回東日本地区研究会のご案内(第3信)
第6回東日本地区研究会を下記のとおり開催いたしますので、ご案内申し上げます。ぜひ、ご参加ください。
 
日 時 平成27(2015)年5月16日(土)13:30~17:00 (12:45受付開始)
場 所 学校法人大原学園 東京水道橋校 (本館4階 42番教室)
東京都千代田区西神田2-4-11 電話:03-3237-8711
参加費 正会員、準会員、賛助会員・・・1,000円
一般(非会員)・・・2,000円
情報交換会参加費 4,000円
総合司会 小川真実氏(千葉大学法政経学部 准教授)
準備委員長 小山登氏(LEC会計大学院教授)  携帯:070-5541-9869
交通アクセス   アクセスの詳細は「学校法人大原学園 東京水道橋校」をご確認ください。)
     
   
     
 
 
≪研究会プログラム≫
Ⅰ 責任者挨拶(13:30~13:45)
  開会の言葉 藤江俊彦副会長
  学会長の挨拶 若杉明会長
  準備委員長挨拶 小山登氏(LEC会計大学院教授)
Ⅱ 研究発表(13:45~15:45 3名、各報告30分、質疑10分)
第1報告 平 田 沙 織 氏 / 神奈川大学大学院博士後期課程3年
タイトル「非営利法人と統合報告」
第2報告 大 田 博 樹 氏 / 東京交通短期大学 教授
タイトル「CSV戦略における環境管理会計の活用法」
第3報告 島 田 佳 明 氏 / 日々輝学園高校 講師
タイトル(仮題)「ベンチマーキングの認識論的研究」
*報告者は研究会当日のレジュメ(A4、2枚)を5月7日(木)までに、電子メール等で学会事務局宛にお送りください。当日、発表にパソコンを使用することは可能です。
     
(休憩  15:45~16:00)
Ⅲ 特別講演(16:00~17:00)
講演者 関 口 博 正 氏 / 神奈川大学経営学部 教授
演 題 「情報通信市場の新たな競争政策の方向」
Ⅳ 総括並びに閉会の辞(17:00) 照 屋 行 雄 運営理事
 
(移動  17:15~17:30)
 
Ⅴ 情報交換会(17:30~19:30)   *情報交換会にもぜひご参加ください。
   
 
参加のお申し込みは、学会本部事務局宛にFAX、又はお電話、メールにて5月7日(木)までにお願いします。
参加費は下記銀行口座へお振り込みください。なお、当日のお申し込み、現金払いも可能です。

・本部事務局電話:03-3261-1145 FAX 03-3261-3315
         メールアドレス:honbu09@jima.org
・銀行口座:三菱東京UFJ 銀行 市ヶ谷支店  
         普通口座:0046235   名義人:一般社団法人 日本経営管理学会  
 
 
平成27(2015)年度 総会・第6回全国大会のご案内(第2信)
 
下記の内容で検討しておりますが、詳細な内容が決定しましたら改めてご案内いたしますので、ぜひ、ご参加ください。
日 時 平成27(2015)年7月11日(土)13:30~17:00
場 所 神奈川大学(横浜キャンパス) 1号館804会議室
      神奈川県横浜市神奈川区六角橋3-27-1  電話:045-481-5661(代)
大会統一論題   「中小企業の成長と再生」(仮)
準備委員長 関口博正氏(神奈川大学経営学部 教授)
参加料   正会員、準会員、賛助会員・・・1,000円   一般(非会員) ・・・2,000円
      情報交換会 4,000円 (於-神奈川大学横浜キャンパス 1号館806食堂ホール)
発 表   自由論題で1名(公募)の研究発表後、統一論題を巡って3名のパネリストでシンポジウムを実施する。
応募者は6頁の発表申込書で5月14日(木)までに学会事務局へFAXまたは電子メールでお申し込みください。
なお、申込み多数の場合はご希望に添えないことがありますので、ご承知おきのほどお願いいたします。
記念講演   検討中
 
 
住所、勤務先、電話番号、電子メールアドレス等の変更連絡のお願い
ご自宅住所、勤務先、電話や携帯番号、電子メールアドレスなどが変更になった方は、「変更届」にご記入のうえ学会事務局あてFAXもしくは電子メールにてご一報くださるようお願い致します。
 
 
「JBMA Newsletter」への寄稿のお願い
会員の皆様に、「JBMA Newsletter」への随想や書評などの寄稿をお願いいたします。
内 容 随想や書評など(テーマは自由)
字 数 半頁相当(約1000字)
掲 載 原稿は学会事務局へメール(添付書類)で送信してください。原稿受領後に発行される号に掲載いたします。
文献紹介
菅野仁『経営の失敗学』日本経済新聞出版社、2014年、256頁、1,800円+税。
千葉大学法政経学部准教授 小川真実
 
 「ビジネスとは本質的に失敗するもの」。熾烈なグローバル競争の渦中にいる経営者にすれば、容易に受け入れられる台詞ではないだろう。本書は経営コンサルタントとして経営の現場を渡り歩き、いまや国内屈指のビジネススクールで教鞭を執る実務家教員の豊富な現場経験に基づく主張である。

 ビジネスが同質化競争となれば、価格競争に導かれ、利益が限りなくゼロになっていく。消耗戦の様相を呈するようになる。同業他社との差別化に挑めば、リスクが高く失敗する可能性が高くなる。慣れないことをすれば、上手くいかないのは当然である。つまり、「ビジネスは同質化すればゆっくりと弱体化していき、異質化すれば失敗する確率もあがるというジレンマのなかで、いかに異質化を図りながら成功する例外的出口を見出すか」ということになる。

 成功は十人十色であり、一つひとつの成功ケースには独自性がある一方で、失敗にはある程度の共通したパターンがあるという。陥りがちな失敗のパターンを注意深く学ぶことこそが大変重要だというのが、本書の主張である。そこには、ビジネスの本質を見極める柔軟な思考力、一貫性のあるビジネスの戦略と徹底した現場の実行力といった3つの観点について、フローチャートに基づく検証が有効になるという。

 ビジネスの本質を見極める柔軟な思考力は、経営理論を杓子定規に当てはめる、あるいは通説を鵜呑みにする、などといった思考停止状態から脱却し、絶えず問い続ける姿勢を保持することである。ストーリー性のある戦略と現場のオペレーションを有機的に連動させることで、戦略全体の整合性を確認しやすくなる。

 かくして、異質化戦略を推進しながら、失敗のコストを下げておくという二段構えの経営スタイルを進めることに意義があるという筆者の主張には、説得力が高いといえよう。ビジネスの失敗を回避するには、本書で取り上げられている経営者の多くが強調しているように、「ビジネスとは当たり前のことをいかに徹底するか」に尽きるのである。拍子抜けするかもしれないが、当たり前のことが徹底されていないのが現実なのかもしれない。

 著者が実務家出身の経営学者であるため、経験則に基づく事例の枚挙的な帰納によって論調が構成されている。本書の主張は「限られた事例のもとで」という制約条件がつくのは否めないが、多くの経営者にとって共感できる主張ではないかと思われる。

 本書ではあまり強調されていなかったが、ビジネスが本質的に失敗する運命にあるならば、失敗を恐れず何度でもチャレンジすることのできる企業の文化や風土もまた、失敗回避の経営の側面を支える重要な環境要因であるかもしれない。また、成功ケースには特異性があるため、再現性はないという本書の冒頭の下りは、科学としての経営学と実学としての経営学のジレンマを物語っているかもしれない。科学と実学の違いを意識させてくれる良書なので、是非とも読者諸賢にお勧めしたい。
 
 
詳しくは、(一社)日本経営管理学会事務局へお問い合わせください。
TEL 03-3261-1145    FAX 03-3261-3315
E-Mail  honbu09@jima.org