JBMA Newsletter No. 13 2012(平成24)年8月20日(月)
第3回西日本地区研究会のご案内(第1信)
第3回西日本地区研究会を大阪で下記のとおり開催いたしますので、ぜひご参加くださいますようご案内申し上げます。なお、詳細は決定次第、別途、ご案内いたします。

日 時 平成24(2012)年11月17日(土)13:30開始
会 場 大阪国際大学 枚方キャンパス (大阪府枚方市杉3-50-1)
京都駅から当大学までの直通バスをご利用になると便利です。
京都駅12時15分発、本学12時55分頃着
参加費 正会員、準会員、賛助会員・・・1,000円
一般(非会員)・・・2,000円
(情報交換会は別途、実施する予定)
発表者 3名(公募) (それぞれ報告20分、質疑10分)
発表希望者は最終頁の「自由論題」発表申込書にご記入の上、9月20日(木)までに学会事務局へお申込みください。
なお、自由論題は経営管理研究に関連するテーマで発表してください。
記念講演 検討中
実行責任者 日野隆生(大阪国際大学ビジネス学部教授)
第3回全国大会(会員総会・研究発表)のご報告
第3回全国大会(会員総会・研究発表)が平成24(2012)年7月14日(土)千葉商科大学 図書館棟 大会議場で開催され、35名の会員が出席して盛会裏に終了しました。

会員総会では若杉会長が議長となり、全ての議案が提案どおり承認されました。続いて、土屋信行・公益財団法人えどがわ環境財団理事長(元東京都道路建設部街路課長、江戸川区土木部長)から演題「いま迫りくる大災害の危機(市民防災対策)」の記念講演があり、大変好評でした。その講演内容や当日配布された資料「大災害の歴史から学ぶこと」から多くの示唆と感銘を受けた一部をご紹介しますと次の通りです。

東日本大震災で東京電力福島第1原子力発電所は最悪の状況に陥ったが、一方、最大震度の震源地により近い東北電力女川原子力発電所が安全に冷温停止したうえに、被災した周辺住民の避難場所として利用された、その違いは何処にあったのでしょうか。福島第1原発が「設計当時の最新の(科学的)知見」を取り入れて建設されたのに対し、女川原発が「古くからの先祖の言い伝えを守った」からです。

すなわち、女川原発も当初は「設計当時の最新の(科学的)知見」に基づき海岸線の低い標高に建設が計画されていましたが、地元での説明会で数人のお年寄りの方々から次のような発言がありました。「あんた達は若いんだね。そんな場所はものを建てるところじゃないよ。」「あそこの高台にしなさい!昔から津波から逃げる時はあそこへいけ!あの高台なら大丈夫と言われてきたんだよ。」と高台を指差したそうです。

その後、東北電力はこの地域に伝わる言い伝えを検証、文献調査、現地調査、ボーリング調査などを行い、地域に伝わる「言い伝えは正しい」と判断し、当初の計画案を変更して硬い岩盤の高台に建設したそうです。今回の東日本大震災から学び、今度こそ平成という時を生きる我々が後世に胸を張って伝えられるまちづくりをしなければなりません。

また、3名の方から内容の充実した研究発表があり、藤江副会長から研究発表の総括がありました。

休憩後、同大学内のレストラン「ファカルティクラブ」で情報交換会が行われ、32名が出席して和やかに情報交換がなされました。

なお、第3回全国大会の出席者には、学会誌『経営管理研究』第2号を各1部配布しました。

学会誌『経営管理研究』第3号の原稿募集について
学会誌『経営管理研究』第3号への応募原稿を次のとおり募集いたします。応募希望の会員は、下欄の原稿募集要項に従って原稿を執筆し、本学会事務局までご提出下さい。
学会機関誌編集委員会
学会誌『経営管理研究』第3号の原稿募集要項
1 会誌名称 『経営管理研究』(The Journal of Business Management)とする。
2 応募資格 原則として日本経営管理学会の会員でなければならない。
3 使用言語 原稿執筆で使用する言語は、日本語または英語とする。
なお、日本語で執筆する場合は英文のタイトル、英語で執筆する場合は日本語のタイトルを併記すること。
4 応募要件 原稿は査読付論文と一般論文を募集する。いずれの場合にも同一人による執筆原稿の応募は、単独論文(単著)に限り、原則として機関誌発行毎に論文1件とする
5 査読論文 査読付き論文を希望する執筆者は、左上に査読論文と明記すること。
6 掲載不可 機関誌の発行に係る諸事情により原稿掲載が不可もしくは困難な場合には、原稿の掲載を制限することがある。
7 原稿枚数 原稿の字数は、論文の種別によりそれぞれ次のとおりとする。
(1)研究論文については、400字詰め原稿用紙換算で図表を含めて25 枚(10,000 字)までとする。
(2)研究ノート等については、400 字詰め原稿用紙換算で図表を含めて20 枚(8,000 字)までとする。
8 原稿校正 原稿は完全原稿で提出し、執筆者本人の校正は2 回までとする。
9 配付部数 掲載原稿の執筆者には、発行された学会誌2 冊を配付する。
ただし、執筆論文の抜刷り希望の場合は実費とする。
10 提出期限 2013年2月28日(木)必着とする。ただし、査読申請原稿の提出期限は2013年1月31日(木)とする。
11 提出方法 応募原稿の提出は、ワードプロセッサーによる横書き原稿で作成し、ハードコピー1部と電子媒体(FD、USBメモリー、CD-Rほか)1枚を送付するものとする。
ただし、Eメールに添付する方法で提出することも認める。
なお、送付に際しては、学会誌への応募原稿であることを封筒表面に朱記すること。
12 発行予定日 2013年6月下旬
13 問合せ先 原稿の応募に関する問い合わせは、学会事務局を通じて機関誌
編集委員会宛にお願いいたします。
学会事務局 〒102-0073 東京都千代田区九段北4-1-5 市ヶ谷法曹ビル607 号
(社)日本経営管理協会内
E-mail:honbu09@jima.org
TEL 03-3261-1145   FAX 03-3261-3315
随想 「帆船海王丸に研修生として乗船」
名古屋文理大学 山田 弥一
2月10日から17日までの8日間、帆船海王丸の研修生として鹿児島港から沖縄・那覇港まで乗船した。出航のとき約100人が手を振って見送ってくれた。私も手を振った。

子どもの頃、漁師であった父と漁船で漁によく出掛けた。冬は冷たい海の海苔養殖場で父母と海苔を手で掴んだ。中学生のころ船長になり七つの海を航海することを夢みていた。商船大学を断念して他大学へ入学したが、海で生活がしたくてヨット部に入り伊勢湾で雪が降る日もヨットの練習に励んだ。鈴鹿山脈の黄昏が美しく、疲れた心身が癒された。

船と海の魅力が忘れられなくてこの度、海王丸乗船の機会を得た。帆船では、コロンブスの「サンタ・マリア」号が有名である。帆船から進化したのがヨットである。

乗船前夜は鹿児島市内でヨット部後輩の宮脇和温君と5年ぶりに杯を交わした。彼は私に続き、我が国の治安維持に命を賭けて、警察署長を最後に定年退職した薩摩隼人である。

海王丸は船員・機関員を目指す男女学生(実習生)の訓練船である。午前6時30分起床、人員報告・体操から一日がはじまる。午前・午後、航海術、帆走理論、船舶無線、ロープワークなどの研修を受けた。2日間当直勤務に実習生と従事した。船首で他船の監視、レーダーによる航路と他船の確認、操舵、チャートによる現在位置など安全航海の重要性を学ぶ。実習生は我々研修生にも大声で挨拶をし、訓練を受けていた。帆の上げ下ろしは実習生と声を掛け合ってロープを引いた。全36枚帆の総帆展帆は美しかった。海の貴婦人と言われる所以である。就寝中、帆の調整を行う当直勤務実習生の声が聞こえた。

甲板上から15㍍上にあるメインマストのトップボードまで恐怖心と闘いながら登った。水平線が明確に確認できた。海は広いと実感した。恐怖心を克服した満足感があった。実習生は、乗船して数日後に高さ55㍍のメインマストのトップまで登る。自己との闘いである。船員として航海中にトラブルが発生した場合に対処できる強い精神力を鍛錬するためであると言う。トラブル対処を諦めた時点で船の命は終わる。実習生は、危機管理の要諦を体験し学んでいる。客船が沈没する前に逃げ出した外国の船長とは大きな違いがある。

真っ赤な夕陽が美しかった。夜間、オリオン座が美しく輝いていた。沖縄近海で潮を吹き飛び上がる鯨をみることができた。帆船でなければ体験できないこの雰囲気は、単に船員・機関員の養成訓練だけではなく、実習生の人格形成に卓効があると思う。

陸から遠く離れた海上は携帯電話の交信ができず、11日に次女が長男を出産したが、私が知ったのは島に近づいた14日であった。その夜、孫の誕生を喜び祝杯をあげた。

日本の海運業界を担う実習生と過ごすことができ、充実した研修であった。

「JBMA Newsletter」への寄稿のお願い
会員の皆様に、「JBMA Newsletter」への随想や書評などの寄稿をお願いいたします。
内 容 随想や書評など(テーマは自由) 
字 数 半頁相当(約1000字)
期 限 次号「JBMA Newsletter №.14」の原稿は、9月20日(木)までに事務局へメール(添付書類)で送信してください。
詳しくは、(社)日本経営管理学会事務局へお問い合わせください。
TEL 03-3261-1145    FAX 03-3261-3315
E-Mail  honbu09@jima.org